麻布中学校2007年算数第2問(解答・解説)

「A君はB君を15分ごとに追いこし、B君はC君と2分ごとに出会います。」という条件より、
  時間の比 (A−B):(B+C)=15分:2分=15:2
   ↓逆比←距離一定(池1周)
  速さの比 (A−B):(B+C)=2:15
となります。
「B君が7分かかって走る距離(きょり)をC君は8分で走ります。」という条件より、
  時間の比 B:C=7分:8分=7:8
   ↓逆比←距離一定
  速さの比 B:C=8:7
となります。
Cの速さをFとすると、Bの速さはGとなり、(A−B)の速さは
  (G+F)×2/15
 =A
となるから、Aの速さは
  A+G
 =I
となります。
したがって、AとCの速さの比は
  I:F
 =10:7
となります。



中学受験・算数の森TOPページへ