麻布中学校2012年算数第3問(解答・解説)


AはAの長さを15秒で進み、BはBの長さを20秒で進むから、15秒間ではAとBは合わせてAの長さ+Bの長さ×15/20進むことになります。
AとBはすれ違うのにAの長さ+Bの長さを進むから、Bの長さの1/4をBは20×1/4=5秒で進むのに対し、AとBの出会いの速さでは18−15=3秒で進みます。
  時間の比 B:(A+B)=5:3
   ↓逆比←距離一定
  速さの比 B:(A+B)=3:5
したがって、AとBの速さの比は
  (5−3):3
 =2:3
となり、AとBの長さの比は
  (2×15):(3×20) 比の積・商距離(の比)=速さ(の比)×時間(の比)
 =1:2
となります。



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