麻布中学校2014年算数第1問(解答・解説)


5の個数で場合分けして考えます。
その際、
 (A)「5」1個は「3」と「2」1個ずつに交換可能
 (B)「3」2個は「2」3個に交換可能
 (C)「2」3個は「3」2個に交換可能
であることに着目すると、簡単に数え上げることができます。
まず、すべて5と考えた後、(A)の交換をした後、(B)と(C)の交換を考えます。
5が6個 3と2が0個ずつ→1通り ←(B)の交換も(C)の交換もできませんね。
5が5個、3と2が1個ずつ→1通り ←(B)の交換も(C)の交換もできませんね。
5が4個 3と2が2個ずつ→1+1=2通り ←交換前が1通りで、(B)の交換が1回可能なので、もう1通りありますね。
5が3個 3と2が3個ずつ→1+1+1=3通り ←交換前が1通りで、(B)の交換と(C)の交換が1回ずつ可能ですね。
5が2個 3と2が4個ずつ→1+2+1=4通り ←交換前が1通りで、(B)の交換が2回、(C)の交換が1回可能ですね。
5が1個 3と2が5個ずつ→1+2+1=4通り ←交換前が1通りで、(B)の交換が2回、(C)の交換が1回可能ですね。
5が0個 3と2が6個ずつ→1+3+2=6通り ←交換前が1通りで、(B)の交換が3回、(C)の交換が2回可能ですね。
したがって、全部で
  1+1+2+3+4+4+6
 =21通り
あります。




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