東京大学1961年理科・文科数学第4問(解答・解説)


東京大学1961年理科・文科数学第4問(解答・解説)の図

補助線CQを引きます。
あとは、「三角形の底辺一定⇒三角形の面積比=三角形の高さの比」を利用するだけです。 補助線を引く目的が、主に、相似の利用、面積比の利用であることもしっかり押さえておきましょう。
  三角形QABの面積:三角形QBCの面積
 =MA:MC
 =2:1
 =A:@
  三角形QABの面積:三角形QCAの面積
 =LB:LC
 =1:2
 =A:C
となり、三角形ABCの面積は
  @+A+C
 =F
となります。
P、Q、Rは条件的に同じなので、三角形RBCの面積=三角形PCAの面積=Aとなります。 条件の対等性を利用して、作業を減らす!
したがって、
  三角形PQRの面積:三角形ABCの面積
 =(F−A×3):F
 =1:7
となります。



中学受験・算数の森TOPページへ