自治医科大学医学部2017年数学第15問(解答・解説)


360を素因数分解します。
  360=6×6×10=2×3×2×3×2×5=2×2×2×3×3×5 ←この程度の素因数分解であれば、「九九の逆」で暗算で出せますね。
aとbが互いに素だから、素因数2、3はa、bのどちらか一方に全部割り振る必要があります。
結局、8、9、5をそれぞれa、bのどちらか一方に割り振ればいいですね。
8、9、5のそれぞれをa、bのどちらに割り振るかでそれぞれ2通りあるから、(a,b)は全部で
  2×2×2
 =8個
あります。
因みに、互いに素という条件がなければ、aとbは360の約数のペアだから、(a,b)は、360の約数個だけあり、
  4×3×2 ←素因数2を何個使うかで0〜3の4通りあり、そのそれぞれに対して、素因数3を何個使うかで0〜2の3通りあり、そのそれぞれに対して、素因数5を何個使うかで0か1の2通りありますね。
 =24個
あります。



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