栄光学園中学校2011年算数第2問(解答・解説)

(1)
最大の整数と最小の整数の差は1以上です。
実際、下のようにすれば、最大の整数と最小の整数の差が1とできるので、これが答えとなります。
栄光学園中学校2011年算数第2問(解答・解説)の図1

(2)
最大の整数と最小の整数の差は3×10=30以下です。 ←右に行けば3増え、下に行けば3増える場合ですね。
実際、下のようにすれば、最大の整数と最小の整数の差が30とできるので、これが答えとなります。
栄光学園中学校2011年算数第2問(解答・解説)の図2

(3)
最大の整数と最小の整数の差は1以上30以下だから、マスの中に入っている整数は最大でも31種類となります。 したがって、36個のマス目には、必ずいくつかの同じ整数が入っていることになります。 ←鳩ノ巣原理(ディリクレの引き出し論法)ですね。



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