雙葉中学校2005年算数第5問(解答・解説)

(1)
「A45杯とB33杯では、水の深さは水そうの高さの半分」となることから、水槽いっぱいの水はA45×2=90杯とB33×2=66杯になります。・・・(☆)
また、「A20杯とB36杯では、水そうの高さの1/3」となることから、水槽いっぱいの水はA20×3=60杯とB36×3=108杯となります。・・・(★)
(☆)と(★)より
  A×90+B×66=A×60+B×108 ←線分図をかいてもいいでしょう。
  A×30=B×42
となるから、 積一定⇒反比例(逆比)
  A:B=42:30=7:5
となります。

(2)
「この水そうは、A14杯、B14杯、C11杯でいっぱい」になることから
  C×11
 =A×90+B×66−(A×14+B×14)
 =A×76+B×52
となります。
ここで、A1杯の水の量を[7]とすると、B1杯の水の量は[5]となり、C1杯の水の量は
  ([7]×76+[5]×52)÷11
 =[792]÷11
 =[72]
となります。これが720cm3に相当するから、[1]=10となります。
水槽いっぱいの水の量は
  [7]×90+[5]×66
 =[960]
に相当するから、
  10×[960]/[1]
 =9600cm3
となります。



  
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