白陵中学校2008年算数1次第7問(解答・解説)


天秤算、比の積・商の利用など様々な解法が考えられますが、ここでは平均をフル活用して解きます。
食塩水Aの濃度をA%とすると、食塩水A、Bを100gずつ混ぜたときの濃度はA×2.5=D%となり、これが食塩水A、Bの濃度の平均となるから、食塩水Bの濃度はD×2−A=G%となります。 ←2種類の食塩水を等量混ぜた場合、濃度は2種類の食塩水の濃度の平均になります。
したがって、食塩水Bの濃度は食塩水Aの濃度のG/A=4倍となります。
さらに食塩水Bを100g混ぜたときの濃度は
  (A+G×2)/3 ←食塩水A「1個」と食塩水B「2個」を混ぜたと考え、平均を求めました。
 =E%
となり、これは最初の食塩水Aの濃度のE/A=3倍となります。
  E−A
 =C
が1%に相当するから、最初の食塩水Aの濃度は
  1×A/C
 =0.5%
となります。



中学受験・算数の森TOPページへ