淳心学院中学校2004年前期算数第1問(解答・解説)

(1)
条件が複雑でないので、図をかかなくても解けるでしょう。
距離の条件がないので、比を利用すればいいことはすぐにわかりますね。
時間の差が与えられているので、時間の比を求めて処理すればいいこともすぐにわかりますね。 ←出発時刻が同じなので、到着時刻の差がかかった時間の差になりますね。
  速さの比 毎分80m:毎分110m=8:11
   ↓逆比←距離一定(家〜学校)
  時間の比 J:G
        差B=8時15分−8時9分=6分
家を出た時刻は、8時9分の
  6×G/B
 =16分前
だから、
  8時9分−16分
 =7時53分
となります。
なお、家から学校までの距離を80と110の最小公倍数の[880]とおいて解くこともできます。
また、速さの差集算の問題であることに着目して、毎分110mの速さで歩いたときにかかる時間を
  80×(8時15分−8時9分)÷(110−80)
 =16分
と求めてもいいでしょう。
(参考図)
    80  80 ・・・  80 80×(8時15分−8時9分)
   110 110 ・・・ 110                  .
   差 30  30 ・・・  30 80×6
(2)
家から学校までの距離は
  110×16
 =1760m
となります。



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