淳心学院中学校2007年2次算数第4問(解答・解説)


問題文を整理すると、次のようになります。
           予定      実際
   0〜40分後   130枚/分  130枚/分
 40〜45分後  130枚/分  70枚/分
 45〜□分後   130枚/分  140枚/分
 最後の2分間   130枚/分  0枚/分
(1)
旅人算をイメージして解くとわかりやすいでしょう。
どこで差が生じたのか考えることが大切です。
40〜45分の5分間と最後の2分間で
  (130−70)×5+130×2
 =560枚
の「借金」を45〜□分で「返済」していますね。
この間に、1分間に
  140−130
 =10枚
ずつ「返済」できるので、
  560÷10
 =56分間
だとわかります。
したがって、印刷が終わったのは、Bが故障してから
  56+5 ←Bが故障してから何分後か問われていることに注意しましょう。Aが2倍の速さになってから何分後か問わないのは、くだらないケアレスミス狙いですけどね。
 =61分後
になります。
(2)
速さが一定の予定の方で考えます。
印刷したのは全部で
  130×(40+61+2)
 =130×103
 =13000+390 ←103=100+3として分配法則を利用しました。
 =13390枚
となります。



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