女子学院中学校2017年算数第2問(解答・解説)


列車同士の通過算の問題ではなく、人と列車の通過算の問題にすぎないことに注意しましょう。
(1)
進む距離は列車Bの長さ(160m)、時間は12秒で、両列車は同一方向に進んでいるから、旅人算の追いつきで、速さは差になりますね。
列車Aの速さは
  126/3.6 ←分速(m/時)を時速(km/時)になおしたとき、値が60×60/1000=3.6倍なることは、覚えておきましょう。
 =35m/分
となります。
両列車の速さの差は
  160/12
 =40/3m/分
となり、列車Bの速さは
  35−40/3
 =65/3m/分
 =65/3×3.6km/時
 =65×6/5km/時
 =78km/時
となります。
(2)
進む距離は列車Aの長さ(238m)で、両列車は反対方向に進んでいるから、旅人算の出会いで、速さは和(35+65/3=170/3m/分)になります。 ←(1)の答えを使うのではなく、答えの前の値を使います。
  238÷170/3
 =238×3/170
 =14×3/10
 =4.2秒
かかります。



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