甲陽学院中学校1996年算数1日目第6問(解答・解説)


(1)
甲陽学院中学校1996年算数1日目第6問の図1

まず上の図のように記号をふります。3秒後にBにくる可能性のある範囲だけかいてあります。実際は、CとH、DとI、EとJ、FとKは隣り合う頂点で移動できます。
樹形図をかきます。
4点C、D、E、Fが条件的に同じ(スタート地点Aとゴール地点Bから見て同じ位置関係にありますね)であることに注意すれば、樹形図の枝を省略できます。 条件の対等性を利用して作業を減らす!
甲陽学院中学校1996年算数1日目第6問の図2

3秒後にBにくるように移動する方法は
  6+2×4+1
 =15通り
あります。

(2)
この問題も樹形図をかけばいいでしょう(実際は、省略できますが・・・)。
6点B、H、I、J、K、Lが条件的に同じ(スタート地点でありゴール地点であるAから見て同じ位置関係にありますね)であることに注意すれば、樹形図の枝を省略できます。
甲陽学院中学校1996年算数1日目第6問の図3

4秒後にAにくるように移動する方法は
  15×6
 =90通り
あります。



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