神戸女学院中学部2000年算数第3問(解答・解説)

(1)
まず条件を整理します。
30分後のAとBの距離の差が250mだから、Aがゴールしたとき(90分後)のAとBの距離の差は
  250×90/30 ←距離の差は、時間に比例しますね。
 =750m
となります。
この距離をBは6分(2時36分−2時30分)で進むから、1時間に進む距離は
  750×60/6
 =7500m
 =7.5km
となります。1時間に進む距離は時速に他ならないから、Bの速さは
  7.5km/h(時速7.5km)
となります。

(2)
スタート地点からゴール地点までをB(7.5km/h)が96分間で走ったので、スタート地点からゴール地点までの距離は
  7.5×96/60
 =12km

(3)
30分後のBとCの距離の差が150mだから、1時間(60分後)のBとCの距離の差は
  150×60/30
 =300m
 =0.3km
となります。
このことからBとCの時速の差が0.3km/hとなることがわかるので、Cの速さは
  7.5−0.3 ←BよりCの方が遅いですね。
 =7.2km/h
スタート地点からゴール地点までの距離(12km)をB(7.2=36/5km/h)が進むのにかかる時間は
  12÷36/5
 =12×5/36
 =5/3時間
 =1時間40分
だから、Cがゴールしたときの時刻は
  午後1時+1時間40分
 =午後2時40分



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