神戸女学院中学部1992年算数1日目第3問(解答・解説)

(1)
本問の図形は、ひし形の対角線のそれぞれに対して線対称だから、下図の図形だけを考えることにします。 対称性を利用して作業を減らす!
神戸女学院中学部1992年算数1日目第3問(解答・解説)の図

三角形UQSと三角形UVTは相似(相似比は、US:UT=5/2cm:(5/2−4/2)cm=5:1)だから、
  VT=QS×1/5=8/2×1/5=4/5cm
よって、
  X(OV)=OT−VT=2−4/5=6/5(=1.2)cm
となります。

(2)
求める面積は、上図の斜線部分の面積の4倍になります。
斜線部分の面積は、正方形ORSTの面積から三角形OPVの面積をひいて求めるのが簡単でしょう。 「差」で求める。〜復元
正方形ORSTの面積はすぐに求まります。
三角形OPVの面積を求めるためには、OPの長さを求めればいいですね。
三角形UVTと三角形PVOは相似(相似比は、VT:VO=4/5cm:6/5cm=2:3)だから、
  OP=TU×3/2=(5/2−4/2)×3/2=3/4cm
となります。
以上より、求める面積は
  (2×2−6/5×3/4×1/2)×4
 =16−9/5 うまく約分できるので、分配法則を利用しました。
 =16−1・4/5  帯分数を・を用いて表現しています。
 =14・1/5(14.2)cm2

小数で答えるつもりなら、分配法則を利用した後、4だけ約分して
  16−18/10=16−1.8=14.2
とするといいでしょう。 「分母が1、10、100、・・・なら、ラッキー」

なお、途中の計算で無闇矢鱈(むやみやたら)と小数を使わないようにしましょう。計算が面倒になってしまいます。



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