神戸女学院中学部1995年算数1日目第3問(解答・解説)


年齢算の問題です。
年齢算の問題では、2人の年齢の差が一定であることに注目します。 ←(2)の問題文に「1995年における」と書いてあるにもかかわらず、(1)には書いていないことからも、2人の年齢の差が年号に関係がない(常に一定である)ことがわかりますね。
まず1995を素因数分解しましょう。

  5)1995
  3) 399
  7) 133
      19

1995年(2001年も年齢差は同じですね)では、
  (姉の年齢)−(妹の年齢)
 =1995の約数(10以下)
 =1、3、5、7
となります。
次に、2001を素因数分解します。

  3)2001
 23) 667
      29

6年後(2001年)には、
  (姉の年齢)+(妹の年齢)
 =2001の約数(6以上200以下)
 =23、29、69、87
となります。
姉の年齢が一番大きいのは、 ←和も差も最大のときですね。
  (姉の年齢)−(妹の年齢)=7・・・(1)の答え  差
  (姉の年齢)+(妹の年齢)=87          和
の場合ですね。あとは、和差算を利用すれば解決します。
2001年の妹の年齢は
  (87−7)÷2=40歳
だから、1995年の妹の年齢は
  40−6=34歳
となり、1995年の姉の年齢は
  34+7=41歳
となります。



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