神戸女学院中学部1998年算数2日目第2問(解答・解説)


式の右側は、式の左側を計算したものだから、式の左側だけで考えます。
上から順に見ていくと、
番目  数字 通算
番目 2+ 数字 通算1+
番目 4+5+ 数字 通算1+2+
番目 7+8+9+10 数字 通算1+2+3+10
番目 数字 通算1+2+3+・・・+
同じ色をつけた部分の対応に注目しましょう。
このようにうまく対応させると、すぐに規則性がわかりますね。
18番目の式の左側の一番左の数は、
  (17番目の式の左側の一番右の数)+1
 =(1+2+3+・・・+17)+1
 =(1+17)/2×17+1 ←等差数列の和の公式を使いました。
 =153+1
 =154
18番目の式の左側の一番右の数は、
  (17番目の式の左側の一番右の数)+18
 =153+18 ←上の計算が利用できますね。
 =171
あとは、等差数列の和の公式を用いるだけです。
  154+155+156+・・・+171
 =(154+171)/2×18 ←上から18番目だから、当然18個ですね。
 =2925
答えは、154+・・・+171=2925になります。



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