慶應義塾中等部2007年算数第5問(解答・解説)

(1)
問題文で指示された操作を丁寧に行うだけです。
  2×7×9
 =126
  1×2×6
 =12
  1×2
 =2
(2)
最後がわかっているので、最後からさかのぼって考えます。
6を2つの1桁の数の積で表すと、1×6、2×3、3×2、6×1となります。 ←約数をペアで書き出すだけですね。
最後に1×6、2×3、3×2、6×1の計算をして6になる整数はそれぞれ16、23、32、61となります。
23、61は素数だから、2つの1桁の数の積で表すことはできないので、23、61はその数からスタートしたことになります。
以下、同様に考えればいいですね。
まとめると次のようになります。
 23の直前としてありうるもの なし
 61の直前としてありうるもの なし
 16の直前としてありうるもの 28、44、82
  28の直前としてありうるもの 47、74
  44の直前としてありうるもの なし
  82の直前としてありうるもの なし
   47の直前としてありうるもの なし
   74の直前としてありうるもの なし
 32の直前としてありうるもの 48、84
  48の直前としてありうるもの 68、86
  84の直前としてありうるもの なし
   68の直前としてありうるもの なし
   86の直前としてありうるもの なし
以上より、最後の答えが6になる2桁の整数は、16、23、32、61、28、44、82、47、74、48、84、68、86の13個になります。



中学受験・算数の森TOPページへ