慶應義塾女子高等学校2022年数学第1問[1](解答・解説)


(1)
面積図をかきます。その際、図のように、一辺の長さが2022の正方形と一辺の長さが1978の正方形を重ねるようにしておきます。
慶應義塾女子高等学校2022年数学第1問[1](解答・解説)の図

図の黄緑色の長方形を水色の長方形のところに、ピンク色の長方形を黄色の長方形のところに移動すると、一辺が2000の正方形2個の面積と縦が22×2=44、横が22の長方形の面積の和を求めればよいことが分かります。
したがって、
  与えられた式
 =2000×2000×2+44×22
 =8000000+968 ←44×22は「九九の逆」を用いて、11×4×11×2とした後、11×11=121を利用して計算しました。
 =8000968
となります。
(2)
(1)と同様に処理しますが、わざわざ図をかく必要はありません。
(1)の図を再利用します。
20442+19562は、(1)の22が44になっただけだから、2000×2000×2+88×44となり、40222+39782は、(1)の2000が4000になっただけだから、4000×4000×2+44×22となるから、
  与えられた式
 =8000000+88×44+32000000+44×22
 =40000000+44×110 ←分配法則の逆を利用しました。
 =40000000+4840
 =40004840
となります。



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