関西学院中学部2003年A算数1日目第5問(解答・解説)


売れ残ったチケットに関する条件が多いので、売れ残ったチケットに注目して解きます。
チケットが全部売れたときの売り上げの合計は
  8000×600+800×6000
 =960万円
で、売れたチケットの売り上げの合計が756万円だから、売れ残ったチケット代金の合計は
  960万−756万
 =204万円
となります。
売れ残ったA席とB席のチケットの数の比が2:3だから、A席のチケット2枚とB席のチケット3枚を1セットにして考えます。
1セットの値段は
  8000×2+6000×3
 =34000円
だから、売れ残ったのは
  2040000÷34000 ←割り切れるはずですね。実際の計算は、分数にして約分するといいでしょう。
 =60セット
になります。
A席のチケットの枚数は600枚で、売れ残ったA席のチケットの枚数が
  2×60
 =120枚
となるから、売れたA席のチケットの枚数は
  600−120
 =480枚
となります。



中学受験・算数の森TOPページへ