関西学院中学部2013年算数2日目第5問(解答・解説)


12=3×4、99=3×33だから、2桁の3の倍数は
  33−(4−1)
 =30個
あり、その和は
  (12+99)×30×1/2 ←等差数列の和の公式((最初の数+最後の数)×個数×1/2)を利用しました。
 =1665
となります。
これと間違った計算結果との差
  6120−1665
 =4455
は、+記号を見落とした前の数の99倍となります。 ←+記号を見落とした前後の数だけに注目すればわかります。もしわかりにくければ、具体例で考えてみましょう。例えば、18+21を1821=18×100+21としてしまった場合、差は18×(100−1)=18×99となります。
したがって、+記号を見落とした前の数は
  4455÷99
 =45
となり、求める4桁の数は4548となります。



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