桐朋中学校2003年算数第3問(解答・解説)

(1)
桐朋中学校2003年算数第3問(解答・解説)の図

図のように、補助線CDを引きます。 ←AD、DBを底辺とし、高さが共通の三角形を作り出すためです。
  三角形ADCの面積
 =三角形ADFの面積×AC/AF ←「高さ共通→面積比=底辺の比」
 =16×12/8
 =24cm2
  三角形BCDの面積
 =三角形ABCの面積−三角形ADCの面積
 =(7+3)×(4+8)×1/2−24
 =60−24
 =36cm2
  AD:DB
 =三角形ADCの面積:三角形BCDの面積 ←「高さ共通→底辺の比=面積比」
 =24cm2:36cm2
 =2:3

(2)
  三角形BEDの面積
 =三角形BCDの面積×BE/BC ←「高さ共通→面積比=底辺の比」
 =36×7/10
 =252/10 ←分母が10だから、あえて約分せずに小数にします。
 =25.2cm2
  三角形ECFの面積
 =3×4×1/2
 =6cm2
  三角形DEFの面積 ←「差」で求める〜復元
 =三角形ABCの面積−(三角形ADFの面積+三角形BEDの面積+三角形ECFの面積)
 =60−(16+25.2+6)
 =12.8cm2



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