ラ・サール中学校2019年算数第4問(解答・解説)


まず、使う席が何通りあるかを考え、次に、誰がどの席に座るか考えます。 まず選び出し、次に並べるのは場合の数の基本ですね。
(1)
4人の間は3か所あるので、4人の座る場所は@、B、D、Fに確定します。
4人を4か所の席に並べればよいから、全部で
  4×3×2×1
 =24通り
あります。
(2)
左側に座る人の席を△、右側に座る人の席を□、△のすぐ右の席(絶対に座れない席)を×、その他の席を〇とします。
(△×)、□、〇、〇、〇、〇の配置を考えればいいですが、(△×)と□の場所を決めればいいですね。 ←6か所から2か所選んで、左側に(△×)、右側に□を配置することになりますね。
その決め方は
  (6×5)/(2×1) ←組合せですね。
 =15通り
あります。
そのそれぞれに対して、人の並べ方が2通りあるから、全部で
  15×2
 =30通り
あります。
(3)
(2)と同様に考えます。
1番左側に座る人の席を△、左から2番目に座る人の席を□、左から3番目に座る人の席を☆、△と□のすぐ右の席(絶対に座れない席)を×、その他の席を〇とします。
(△×)、(□×)、☆、〇、〇の配置を考えればいいですが、〇2個の場所を決めればいいですね。 ←残った3か所に、左から順に(△×)、(□×)、☆を配置することになりますね。
その決め方は
  (5×4)/(2×1)
 =10通り
あります。
そのそれぞれに対して、人の並べ方が3×2×1=6通りあるから、全部で
  10×6
 =60通り
あります。



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