ラ・サール中学校1994年算数1日目第3問(解答・解説)


(1)
Aの容積の3/4がBの容積の1/2に等しく、Aの容積の1−3/4=1/4がCの容積の1/5に等しいので、
ラ・サール中学校1994年算数1日目第3問(解答・解説)の図

  A:B:C     積一定→反比例(逆比)
 =4/3:2/1:5/3
 =4:6:5

上の解答では、A:B:Cを一度に処理していますが、次のように、AとBの比、BとCの比をそれぞれ出した後、連比の処理(比合わせ)をしてもいいでしょう。

  A:B
 =4/3:2/1 ←1/2:3/4とすることもできます。
 =2:3
  A:C
 =4/1:5/1 ←1/5:1/4とすることもできます。
 =4:5
  A:B:C  共通部分のAの比を揃えます。
  2:3  ←×2
  4  :5
  4:6:5

(2)
A、B、Cの容積をそれぞれC、D、Eとします。
A、B、Cのどれも容器の1/3になるように入れようとするのだから、水は
  (C+D+E)×1/3=D
必要となるので、あと
  D−C=@
の水が必要となります。これが40cm3に相当するから、Aの容積は
  40×C/@=160cm3
となります。



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