灘中学校2013年算数1日目第7問(解答・解説)


2桁の整数ABはA×10+B、3桁の整数A0BはA×100+B、5桁の整数CACBCはC×10101+(A×100+B)×10と表せます。
A×100+B=A×90+A×10+BがA×10+Bで割り切れるから、A×90はA×10+Bの倍数となります。
このことから、A×10+Bを9倍したものとA×90の差B×9もA×10+Bの倍数となります。
この条件を満たす2桁の整数AB(A×10+B)は15、45、18となります。 ←B=1、2、・・・、9を調べつくしました。
また、C×10101+(A×100+B)×10がA×10+Bで割り切れるから、C×10101はA×10+Bの倍数となります。
ABが15、45のときは、Cが5にならなければいけないですが、B=Cとなり条件を満たしませんね。
ABが18のとき、18=2×3×3で、10101が奇数で、3で割り切れるが9で割り切れない数なので、Cが2×3=6の倍数でなければならないですね。
したがって、C=6となり、5桁の整数は61686となります。



中学受験・算数の森TOPページへ