灘中学校2024年算数1日目第10問(解答・解説)


回転+拡大・縮小があるので、回転の中心のところに合同な図形がありますね。 ←灘中受験生なら常識です。過去に何度も出されています(灘中学校2010年算数1日目第10問など)。
図1のように、2点AとC、FとHをそれぞれ直線で結ぶと、三角形DACと三角形DHFは合同(2辺とその間の角相等)となります。
灘中学校2024年算数1日目第10問(解答・解説)の図

正五角形に関する有名知識(図2を参照)を利用すると、●1個分の角度が36度であることがすぐにわかりますね。
角DHFの大きさが36度だから、角FHIの大きさは90−36=54度となり、角HIF(二等辺三角形HIFの底角)の大きさは(180−54)/2=(90−27)度となり、角FIAの大きさは27度となります。
また、角IAEの大きさは90−36=54度となるから、角(あ)の大きさは180−(27+54)=99度となります。



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