灘中学校2024年算数1日目第5問(解答・解説)


(前半について)
11の倍数判定法(整数の「一の位から数えて奇数番目の位の数の和」と「一の位から数えて偶数番目の数の和」の差が11の倍数(0も含みます)あれば、その整数は11の倍数となります)を利用します。
2+2=0+4の組合せに決まるので、条件を満たす4桁の整数は4202、2024、2420の3個あります。 ←千の位の数が4の場合と2の場合に分けて考えればよいでしょう。
(後半について)
[6]のカードを使わない場合、前半の場合で3個あります。
[0]のカードを使わない場合、2数の和が等しい2組に分けることができないので、この場合はありません。
[2]のカードを使わない場合、2+4=0+6の組合せに決まります。
千の位の数が6のときは、2と4の位の決め方で2個あり、千の位の数が2のときと4のときはそれぞれ0と6の位の決め方で2個あります。
したがって、この場合は6個あります。
[4]のカードを使わない場合、2数の和が等しい2組に分けることができないので、この場合はありません。
結局、条件を満たす4桁の整数は3+6=9個あります。



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