桜蔭中学校1991年算数第4問(解答・解説)

(1)
@
9>4+4だから、Aのところには少なくとも3枚のカードの得点(実際には、自分のカードの得点、両隣の人のカードの得点になりますね)が必要です。
Cは自力で3点を獲得する必要があるので、Cのカードは黄の3となります。
A
@の解説から、Aのカードは黄色であることがわかりますね。
BとDのひいたカードが同じということは、AがBとDから「もらった」得点の合計は偶数になります。9は奇数だから、Aのひいたカードは奇数になります。 偶奇性(ここでは、偶数+奇数=奇数)を利用しました。
黄の3はCがひいているから、Aがひいたカードは黄の1となります。
(2)
6>5>4だから、B、Dのところにはそれぞれ少なくとも2枚のカードの得点(実際には、自分のカードと右または左どなりの人のカードの得点になりますね)が必要です。
したがって、B、Dのカードは黄色、A、Cのカードの色は赤か緑となります。
この時点で残っているカードを整理すると、次のようになります。
 赤 1 2 3
 緑 1 2 3
 黄 2 4
樹形図(のようなもの)をかきます。
  B   D   A   C
  黄4  黄2  赤2  赤3
          緑3  緑2
  黄2  黄3× ←赤も緑も4が残っていないからです。
したがって、答えは、Aが赤2、Bが黄4、Cが赤3、Dが黄2、または、Aが緑3、Bが黄4、Cが緑2、Dが黄2となります。



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