大阪星光学院中学校2024年算数第3問(解答・解説)


麻布中学校で過去に同様の問題(麻布中学校1999年算数第6問)が出されています。
あみだくじや数字自体に意味はありません。 灘中学校2006年算数2日目第2問算数チャレンジ問題第9回も同じ問題です。
図1より、左から1、2、3、4、5番目がそれぞれ左から4、5、1、3、2番目に変わることがわかります。
動きを整理すると、次のようになります。
大阪星光学院中学校2024年算数第3問(解答・解説)の図

矢印のところの丸数字はそれぞれ横に移動した回数を表しています。
左から2、5番目はそれぞれ2回で元に戻り、左から1、4、3番目はそれぞれ3回で元に戻るから、6(2と3の最小公倍数)回ごとに元に戻ります。
(1)
あみだくじを2個つなげたとき、左から2、5番目はそれぞれ元に戻っています。左から1、4、3番目はそれぞれ2つ「後」になっています。
したがって、数字の列「12345」は「42135」に並びかわっています。
(2)
最初に述べたことより、答えは6個となります。
(3)
左から2番目の数2はあみだくじ1個ごとに横に3回移動するので、あみだくじ50個では3×50=150回横に移動することになります。
左から1番目の数1はあみだくじ1個ごとに横に3回、3回、2回の移動を繰り返します。
50÷3=16・・・2だから、あみだくじ50個では(3+3+2)×16+(3+3)=134回横に移動することになります。



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