洛南高校附属中学校2016年算数第6問(解答・解説)


問題文からもわかるように、1桁の整数で(いずれかの位に)0を含むものはありませんね。
2桁の整数でいずれかの位に0を含むもの(□0)は、□が1〜9の9個あります。 ←1桁の整数の個数ですね。
(1)
3桁の整数で一の位が0のもの(□□0)は、□□が10〜99の90個あり、3桁の整数で十の位が0のもの(□0□)も、同様に90個あります。 ←2桁の整数の個数ですね。
また、3桁の整数で十の位と一の位がともに0のもの(□00)は9個あります。 ←1桁の整数の個数ですね。
したがって、3桁の整数でいずれかの位に0を含むものは
  90+90−9 ←あえてダブらせて数えて、あとでダブりを取り除きます(ヴェン図を思い浮かべるとよいでしょう)。〜たしすぎたら、ひく!
 =171個
あります。
(2)
3桁以下の整数でいずれかの位に0を含むものは
  9+171
 =180個
あります。
2016以下の4桁の整数でいずれかの位に0を含むもので千の位が2のものは、2000〜2016の17個あります。
あとは、4桁の整数でいずれかの位に0を含むもので千の位が1のものを数えるだけですね。
一の位が0のもの(1□□0)は、□□が00〜99の100個あり、十の位が0のもの(1□0□)も同様に100個あり、百の位が0のもの(10□□)も同様に100個あります。 ←デジタル表示の2桁の整数の個数ですね。
また、一の位と十の位が0のもの(1□00)は、□が0〜9の10個あり、百の位と一の位が0のもの(10□0)も同様に10個あり、百の位と十の位が0のもの(100□)も同様に10個あります。 ←デジタル表示の1桁の整数の個数ですね。
さらに、一の位と十の位と百の位がすべて0のもの(1000)は1個あります。
したがって、4桁の整数でいずれかの位に0を含むもので千の位が1のものは
  100+100+100−(10+10+10)+1 ←ヴェン図を思い浮かべるとよいでしょう。〜たしすぎたら、ひく!ひきすぎたら、たす!
 =271個
あるから、2016は
  180+271+17
 =468番目
の数となります。
(3)
4桁以下の整数でいずれかの位に0を含む整数は
  180+271×9 ←4桁の整数でいずれかの位に0を含むもので線の位が1、2、3、・・・、9のものはすべて同じ個数だけありますね。 条件の対等性を利用して作業を減らす!
 =180+2439
 =2619個
あります。
したがって、2620番目の数は5桁の最初のもの、つまり10000となります。



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