高槻中学校2016年前期算数第2問(解答・解説)

(1)
1、2、3、4のところに赤、青、白、黄を並べると考えればよいから、選び方は
  4×3×2×1 ←順列ですね。
 =24通り
あります。
(2)
数字1のカードを4色のうちどの2色にするかで
  (4×3)/(2×1) ←組合せですね。組合せについては、(参考)を参照しましょう。
 =6通り
あり、そのそれぞれに対して、数字2のカードを4色のうちどの2色にするかで6通りあるから、選び方は
  6×6
 =36通り
あります。
(3)
2枚ずつのカード2ペアの選び方が
  (4×3)/(2×1)
 =6通り
あり、そのそれぞれの場合の色の決め方が、(2)と同様に考えると、36通りあります。 条件の対等性を利用して作業を減らす!
したがって、選び方は
  6×36
 =216通り
あります。
(4)
同じ数字のカード3枚の数字の決め方が1〜4の4通りあり、そのそれぞれに対して、どの色をはずすかで4通りあり、そのそれぞれに対して、のこりのカードの選び方が4×3=12通りあるから、選び方は
  4×4×12
 =192通り
あります。
(参考)組合せ
4色の色の中から1個目の色の選び方は4通りあり、そのそれぞれに対して、2個目の色の選び方が1個目で選んだ色以外の3通りあるから、合計4×3通りあるように思われますが、組合せとしては同じもの(例えば、1個目赤で2個目白と1個目白で2個目赤)を2×1回ずつカウントしています(2×1倍カウントしているということです)。そこで、4×3を重複度の2×1で割ればいいということになります。 あえて重複してカウントして、重複度で割るのがポイントです。



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