東海中学校2002年算数第6問(解答・解説)


(1)
赤玉と青玉の条件だけがあるので、赤玉と青玉についてだけ考えます。
AとBで赤玉と青玉の比がそろっていることに着目して解きます。
AとBの合わせた袋Dを考えます。Dの赤玉と青玉の個数の比は3:2=B:Aとなります。 加比の理ですが、当たり前のことでしょう。
Cの赤玉と青玉の個数の比は2:5=[2]:[5]となります。
赤玉の合計と青玉の合計が等しいから、
  B+[2]=A+[5]
  @=[3]
となります。
DとCの袋の個数の比は
  B/3:[2]/2 比の積・商〜袋の個数の比=袋に入っている赤玉の個数の比/1袋あたりの赤玉の個数の比
 =@:[1]
 =[3]:[1]
 =3:1
だから、Cは
  20×1/(3+1)
 =5袋
あります。
(2)
白玉だけの条件に着目して解きます。
Cの白玉の個数は
  2×5
 =10個
だから、AとBの白玉の個数の合計は
  64−10
 =54個
となります。
白玉が4個入ったAと白玉が3個入ったBが合計20−5=15袋で、白玉が合計54個ということだから、典型的なつるかめ算の問題ですね。
Aは
  (54−3×15)÷(4−3)
 =9袋
あり、Bは
  15−9
 =6袋
あります。



中学受験・算数の森TOPページへ