東海中学校2010年算数第4問(解答・解説)


まず、BさんがP地点に着いたとき、Cさんは全体の1/3しか進んでいなかったという条件より、
 距離の比 B:C=3:1
  ||←時間一定
 速さの比=3:1=B:@
となります。
また、3人が同時に出発して4分後にAさんとBさんは出会い、さらにその1分後にAさんとCさんが出会ったという条件より、
 時間の比 (A+B):(A+C)=4分:(4分+1分)=4:5
  ↓逆比←距離一定(PQ間の距離)
 速さの比 (A+B):(A+C)=5:4=I:G ←差の(A+B)−(A+C)=B−CがAになるように比合わせしました。 となります。
結局、
 速さの比 A:B:C=F:B:@
となります。
さらに、3人が同時に出発して4分後にAさんとBさんは出会い、さらにその1分後にAさんとCさんが出会い、そのときCさんの600m先にBさんがいたという条件より、BとCは5分間で600mの差が生じたことがわかるので、BとCの分速の差は
  600÷5
 =120m/分
となります。
  B−@
 =A
が120m/分に相当するから、A(オートバイ)の速さは
  120×F/A
 =420m/分
となります。



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