東海中学校2016年算数第8問(解答・解説)


正方形の1辺が斜辺となっている直角三角形があるので、合同な直角三角形をつけたし、大きな正方形を作り出します。
東海中学校2016年算数第8問(解答・解説)の図1

これでほぼ解決しましたね。
求める面積は
  台形ABCDの面積−(黄色の直角三角形1つ分の面積+水色の直角三角形1つ分の面積+台形AEFGの面積)
 =(8+9+8)×(14+8+15)×1/2−(8×15×1/2+6×8×1/2+(6+14+8)×9×1/2)
 =925/2−(60+24+126)
 =505/2cm2 となります。
なお、問題文の図で、2つの正方形と1辺を共有する三角形が2つありますが、その面積は等しくなります。 ←1959年に大阪大学の数学の入試問題(△ABCの辺AB、ACの上に、それぞれ正方形ABDE、ACFGを△ABCの外側につくり、E、Gを結ぶとき、△ABCお△AEGの面積を比較し、その結果を理由を付して述べよ)でも出されています。
これについては、東海中学校2006年算数第8問の解答・解説を参照しましょう。



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