東海中学校2018年算数第2問(解答・解説)


生まれた年の条件より、平成30年2月現在小学生の3人は平成17年4月2日から平成23年4月1日までに生まれたことになり、 17≦A≦B≦C≦23となります。 ←双子や三つ子の可能性などがあるので、A<B<Cと決めつけてはいけません。
生まれた月の条件より、1≦D≦12、1≦E≦12、1≦F≦12となります。
以下、上記の範囲内の整数について考えることになります。
まず、1個目の条件について考えます。
約数が奇数個の数は平方数だから、D、E、Fは、1、4、9のいずれか(異なる数)となります。
次に、4個目の条件について考えます。
約数が2個の数は素数だから、Cは19、23のいずれかとなります。
また、Cの約数のうち1個がFとなることから、Fは1となります。
さらに、3個目の条件(および今までに確定したこと)から、Bは、5の倍数か10の倍数となりますが、いずれにせよ5の倍数となり、20と確定します。
このことからCは20以上となり、Cは23と確定します。
また、Aは20以下となります。
さらに、2個目の条件(および今までに確定したこと)から、Aは、4で割ると2余る数か9で割ると2余る数となり、18か20となります。
A=18のとき、Dは4となり、Eは9となり、すべての条件を満たします。
A=20のとき、Dは9となり、Eは4となりますが、長男が平成20年9月生まれ、次男が平成20年4月生まれとなり、条件を満たしません。
したがって、A、B、C、D、E、Fはそれぞれ18、20、23、4、9、1となります。



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