東海中学校2018年算数第4問(解答・解説)


(2)から求めます。
東海中学校2018年算数第4問(解答・解説)の図

(2)
(解法1)
三角形AEDと三角形DFCは合同ですね。
直角三角形がたくさん登場しているので、角度に記号をつけると、角FGDが直角であることが分かります。
四角形AEDFにおいて、辺AEと辺AFの長さが等しく、角FAEと角EGFが直角で、角AEGの大きさと角AFGの大きさの和が180度だから、三角形AGFを点Aを中心として時計回りに90度回転すると、辺AEと辺AFが重なり、3点F、E、Gが一直線上に来て、直角二等辺三角形ができます。 ←算数オリンピックで何回も出されています。
したがって、(あ)の角度は180−45=135度となります。
(2)だけを解くのであれば、この解法が1番優れていると思いますが、(1)を解くことを考慮すれば、次の解法のほうが優れているかもしれません。
(解法2)
図のように、Aから辺DEに垂直な線AHを引き、角度に記号をつけます。
三角形AEHと三角形DAHは相似(相似比はAE:DA=1:2)だから、EHの長さを@とすると、AHの長さは@×2=Aとなり、DHの長さはA×2=Cとなります。
また、(解法1)からわかるように、角FGDは直角となり、三角形DAHと三角形DFGは相似(相似比はDA:DF=2:1)となるから、GHの長さはC×(2−1)/2=Aとなります。
三角形AHGはAH=GHの直角二等辺三角形となるから、(あ)の角度は180−45=135度となります。
(1)
(2)の(解法2)と同様に考えると、FG:GC=1:4となります。
三角形BCGの面積は
  三角形BCFの面積×GC/(FG+GC) 三角形の底辺一定⇒面積比=高さの比
 =2×2×1/2×4/(1+4)
 =8/5cm2
となります。



中学受験・算数の森TOPページへ