愛光中学校2021年算数第2問(解答・解説)

(1)
現在の時点で考えます。
5人の年齢の合計が120歳で、父と母の年齢の合計と子供3人の年齢の合計の比が4:1だから、子供3人の年齢の合計は120×1/(4+1)=24歳となります。
子供3人は2歳ずつ違うので、真ん中の子の年齢は3人の年齢の平均となり、24/3=8歳となります。
したがって、一番年下の子供の年齢は8−2=6歳となります。
父と母の年齢の合計(和)が120−24=96歳で、違い(差(父の年齢−母の年齢))が4歳だから、和差算により、父の年齢は(96+4)/2=50歳となります。
(2)
子供3人が仮に全員双子(全員で6人)だったとしたら、現在の子供の年齢の合計は24×2=48歳となります。
問題の条件を満たすのは、父と母の年齢の合計と子供6人の年齢の合計が等しくなるときですね。
はじめ(96−48)歳離れていたものが1年ごとに(6−2)歳ずつ差が縮まっていくから、
  (96−48)/(6−2)
 =12年後
が答えとなります。



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