麻布中学校2002年算数第5問(解答・解説)
5つの数をA、B、C、D、E(A>B>C>D>E)とします。 ←@の条件があるから、A>B>C>D>Eとできます。
AとBの条件から
A+B=60×5/2=150 ←5つの数の和(総和)=60×5(平均×個数)ですね。
C+D+E=60×5/2=150
となります。
Cの条件(Aは5の倍数ですね)とA+B=150(5の倍数ですね)という条件から、Bも5の倍数となります。
ここで、A+B=150、A>Bより
B<150/2=75 ←一般に、○個の整数の和=□のとき、1番小さい数<□/○(○個の整数の平均)となります。
また、C+D+E=150、C>D>E、B>Cより
B>C>150/3=50 ←一般に、○個の整数の和=□のとき、1番大きい数>□/○(○個の整数の平均)となります。
結局、Bの候補は55、60、65、70となります。
B
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A(150−B)
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E(A/5)
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C
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D
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70
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80
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16
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(150−16)/2=67より大→68、69
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66、65
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65
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85
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17
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(150−17)/2=66.5より大→×
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残りの場合(B=60、55の場合)は書き出す必要はありません。
表を縦に見ると、Bが5減り、Aが5増え(AとBの和が一定だからですね)、Eが5/5=1増え、Cの下限が1/2減ることがわかりますね。Bの減り具合とCの下限の減り具合を比べると、B<Cとなってしまうことは明らかですね。
以上より、求める答えは ←左から大きい順に答えることに注意しましょう。
80、70、69、65、16
80、70、68、66、16
となります。