麻布中学校2017年算数第4問(解答・解説)
(1)
比例を利用して解きます。
月曜日の条件より、99m歩きを走りに変えると、時間が1分短くなります。
このことと火曜日の条件から、99×8m歩きを走りに変えると、時間が8分短くなります。
この距離を走ると3分かかるから、99mを走ると、3/8分かかることになり、99mを歩くと3/8+1=11/8分かかることになります。
したがって、太一君の歩く速さは
99÷11/8
=72m/分
となります。
(2)
速さを求めなくても答えが求められるので、(1)の誘導を無視して解きます。
火曜日の条件より、3分走ると、歩くときより時間が8分短縮されるから、3分走るところを歩くと、3+8=11分かかることになります。
時間の比 歩き:走り=11:3
↓逆比←距離一定
速さの比 歩き:走り=3:11
||←時間一定
距離一定 歩き:走り=3:11
太一君の自宅から学校までの距離をMとすると、水曜日はB歩き、J走ることになり、木曜日は、F歩き、F走ることになります。
Cの歩きを走りに帰ると時間が4分短くなります。
時間を1分短くするのに、99m歩きを走りに変えればいいから、C=99×4mとなります。
したがって、太一君の自宅から学校までの距離は
99×14
=1400−14 ←99=100−1として分配法則を利用しました。
=1386m
となります。