麻布中学校2018年算数第4問(解答・解説)
+も×も基本的に数を増やす方向(×1は例外で、数が変化しません)なので、比較的楽ですね。
(1)
全部の数をたすと31だから、均等に分けた15ぐらいで答えがないかなと探すと、次の2つの式にすぐに気づくでしょう。 ←まず大雑把に考え、後で調整します。
1+4×5=6+7+8
1×4+5+6=7+8
(2)
全部の数をたすと58となることに着目して(1)と同様に解こうとしても無理ですね。
そこで、大きな数のところに注目します。 ←極端なところに注目します。
まず、13×17(=221)とすると数がかなり大きくなるので、左辺をできるだけ大きくしようと考えて、×をたくさん使うことを考えます。その際、221の一の位が1であることも考慮するとよいでしょう。 ←一の位チェック!
2×3×5×7(210)+11=221となるので、答えの1つとして、2×3×5×7+11=13×17が見つかりますね。
次に、13+17として、13の前を×にすると、上の計算から考えるとまずそうですね。
そこで、13の前を+にすると、11+13+17=41となるので、41に近い数を作るために5×7とすると、2×3+5×7とすればよいことがわかり、答えの1つとして、2×3+5×7=11+13+17が見つかります。