チャレンジ問題第1回(03年3月25日出題)
解答・解説
CとFは同一平面上だから、結べます。
FとMも同一平面上だから、結べます。
切り口の1辺は面AEHDに現れますが、面AEHDと面BFGCが平行だから、面AEHDに現れる切り口の辺は、FCと平行なMNになります(Nは辺DHの中点)。
NとCは同一平面上だから、結べます。
結局、切り口は、図のようになります。
説明の便宜上、立方体の1つの面の正方形(面積は、12×12cm2)をAとします。
面ABCD・・・A 1個分
面AEFB・・・A 1個分
面BFC・・・A 1/2個分
面AEMN・・・A 7/8個分
面EFH・・・A 1/4個分
面CDN・・・A 1/4個分
面FCNM・・・A 3/8×3=9/8個分 →(★)を参照
合計・・・A 1×2+1/2+7/8+1/4×2+9/8=5個分
求める面積は
12×12×5=12×60=720cm2
となります。
(★)
CN、FM、GHを図の水色の線のように延長し、その交点をIとします。
立体I−MHNは、三角錐(すい)になりますね。
三角形IMNの面積は、図の正方形の面積(Aと同じ)の3/8倍になります。 ←
かなり有名な知識ですね。
三角形IMNと三角形IFCは相似(相似比は、1:2)だから、その面積比は、1×1:2×2=1:4となります。したがって、四角形(台形)FCNMの面積は、三角形IMNの(4−1)/1=3倍となります。