京都大学2007年理系乙数学第1問 問2(解答・解説)
○段の階段を昇る場合、(あ)1歩目が1段の場合と(い)1歩目が2段の場合があります。 ←最初のところで場合分けします。
(あ)の場合、残り(○−1)段を昇ることになり、(い)の場合、2歩目は自動的に1段となり、残りは(○−3)段昇ることになります。
したがって、○段の階段の昇り方=(○−1)段の階段の昇り方+(○−3)段の階段の昇り方になります(ただし、○は4以上)。
1段の階段の昇り方は明らかに1通りあり、2段の階段の昇り方は、1+1、2の2通りあり、3段の階段の昇り方は、1+1+1、1+2、2+1の3通りあります。
以下、表をかいて機械的に処理するだけです。
1段 1
2段 2
3段 3
4段 3+1=4
5段 4+2=6
6段 6+3=9
7段 9+4=13
8段 13+6=19
9段 19+9=28
10段 28+13=41
11段 41+19=60
12段 60+28=88
13段 88+41=129
14段 129+60=189
15段 189+88=277
慶應義塾中等部2007年算数第6問なども同様の考え方で解けます。