京都大学1967年文系数学第6問(解答・解説)
(1)
人数の分け方は、(1人,3人)、(2人,2人)の2通りあります。
(2)
ボートをA、Bとすると、(A,B)=(1人,3人)、(2人,2人)、(3人,1人)の3通りあります。
(3)
(2)同様、ボートをA、Bとします。
(あ)(A,B)=(1人,3人)の場合
4人のうちどの1人がAに乗るかを考えると、この場合は4通りあります。
(い)(A,B)=(2人,2人)の場合
4人のうちどの2人がAに乗るかを考ると、この場合は
(4×3)/(2×1) ←組み合わせですね。
=6通り
あります。
(う)(A,B)=(3人,1人)の場合
(あ)の場合同様、この場合は4通りあります。 ←条件の対等性を利用して作業を減らす!
(あ)〜(う)より、この場合の分乗のさせ方は
4+6+4
=14通り
あります。
(4)
人をE、F、G、Hとし、 ボートAの座席をP、Q、R、ボートBの座席をS、T、Uとします。 ←座席を指定してしまったら、ボートの名前に意味はありませんね。
EがP〜Uのどの座席に座るかで6通りあり、そのそれぞれに対して、FがEが座った座席以外のどの座席に座るかで5通りあり、そのそれぞれに対して、GがEとFが座った座席以外のどの座席に座るかで4通りあり、そのそれぞれに対して、HがEとFとGが座った座席以外のどの座席に座るかで3通りあるから、この場合の分乗のさせ方は
6×5×4×3 ←順列ですね。
=360通り
あります。