鳴門教育大学2013年前期学校教育学部数学第1問(解答・解説)


5で割ったときの余りは0、1、2、3、4しかないので、余りで分類して書き出します。 ←この問題の設定では余り0はありませんね。
5で割ったときの余りが4のとき、商は0、1、2、3となり、条件を満たす整数は5×0+4=4、4+5=9、9+5=14、14+5=19となります。 ←5×1+4、5×2+4などとしてもいいですが、商が1増えるともとの整数は5増えることに注目して解いたほうが楽でしょう。
5で割ったときの余りが3のとき、商は0、1、2となり、条件を満たす整数は5×0+3=3、3+5=8、8+5=13となります。
5で割ったときの余りが2のとき、商は0、1となり、条件を満たす整数は5×0+2=2、2+5=7となります。
5で割ったときの余りが1のとき、商は0となり、条件を満たす整数は5×0+1となります。
したがって、条件を満たす整数は1、2、3、4、7、8、9、13、14、19となります。
なお、書き出す際、次のようにすれば規則性が一目瞭然でしょう。
 4 9 14 19
 3 8 13
 2 7
 1



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