京都大学2013年理系数学第1問・文系数学第2問(解答・解説)
三角形の相似を利用するため、図のように補助線(延長線)を引き、記号をつけます。
DSの長さを[1]とします。
三角形GSDと三角形GFCは相似(相似比はGD:GC=1:3)だから、FC=[3]となります。
また、点Fが辺BCを2:1に内分する点だから、BC=AD=[9]となります。
さらに、三角形EBCと三角形EARは合同だから、RA=[9]となります。
ここで、三角形PASと三角形PQFは相似だから、AP:QP=PS:PF・・・@となります。
また、三角形PSRと三角形PFCは相似だから、PS:PF=SR:FC=([1]+[9]+[9]):[3]=19:3・・・Aとなります。
@、Aより、AP:PQ=19:3となります。