大阪教育大学附属天王寺中学校2001年算数第6問(解答・解説)
有名な算数パズル問題(ナンバープレイス)の小型版の問題ですね。
(1)
1から順番にうめていきます。 ←この問題では、2、3、4のどれからうめてもいいでしょう。
左から1番目の図において、赤線のところには1をうめることができないので、右上の太線で囲まれた部分と左下の太線で囲まれた部分の1は、図の赤色の1のところに確定します。
その結果、水色の線のところには1をうめることができなくなるので、右下の太線で囲まれた部分の1は、図の水色の1のところに確定します(ここまでを整理すると、左から2番目の図になります)。
左から3番目の図において、赤線のところには2をうめることができないので、右上の太線で囲まれた部分と左下の太線で囲まれた部分の2は、図の赤色の2のところに確定します。
その結果、水色の線のところには2をうめることができなくなるので、左上の太線で囲まれた部分の2は、図の水色の2のところに確定します(ここまでを整理すると、左から4番目の図になります)。
上から2番目の横の列、左から1番目の縦の列、右上の太線で囲まれた部分に注目(1から4の数字が1個ずつ登場することに注目)すると、左から5番目の図の赤色の4のところが確定し、残り(水色の3)も確定します。
(2)
3から順番にうめていきます。 ←この問題では、1や2からうめる(4からうめるのは論外ですね)と、場合分けが必要になるので、やめたほうがいいでしょう。
左から1番目の図において、赤線のところには3をうめることができないので、右下の太線で囲まれた部分の3は、図の赤色の3のところに確定します。
その結果、水色の線のところには3をうめることができなくなるので、左上の太線で囲まれた部分の3は、図の水色の3のところに確定します。
さらに、オレンジ色の線のところには3をうめることができなくなるので、右上の太線で囲まれた部分の3は、図のオレンジ色の3のところに確定します(ここまでを整理すると、左から2番目の図になります)。
左から3番目の図において、赤線のところには2をうめることができないので、右上の太線で囲まれた部分の2は、図の赤色の2のところに確定します。
この結果、水色の線のところには2をうめることができなくなるので、左上の太線で囲まれた部分の2は、図の水色の2のところに確定します。
さらに、オレンジ色の線のところには2をうめることができなくなるので、左下の太線で囲まれた部分の2は、図のオレンジ色の2のところに確定します(ここまでを整理すると、左から4番目の図になります)。
上から1番目の横の列、左から1番目の縦の列に注目(1から4の数字が1個ずつ登場することに注目)すると、左から5番目の図の赤色の4のところが確定します。
その結果、左から3番目の横の列、左から3番目の縦の列、右上の太線で囲まれた部分に注目(1から4の数字が1個ずつ登場することに注目)すると、左から5番目の図の水色の1とピンク色の1のところが確定し、残り(オレンジ色の4)も確定します。