同志社中学校2017年算数第4問(解答・解説)
(解法1)
2人の速さが一定の場合、2人の時間の差が進んだ距離に比例することに着眼して解きます。
72×54mの道のりを歩くと、54m/分と72m/分では、 ←いわゆるL.C.M.解法です。72と54の最小公倍数の道のりを考えてもいいですが、わざわざ最小公倍数を求めるぐらいなら、このように考えたほうが楽でしょう。
72×54/54−72×54/72
=72−54
=18分
の差が生じます。
7+3
=10分
の差が生じるのは、
72×54×10/18
=72×3×10
=2160m
進んだときになり、これが求める答えになります。
(解法2)
距離一定のときに、時間の比が速さの比の逆比になることに着眼して解きます。
速さの比 54m/分:72m/分=3:4
↓逆比←距離一定(家から学校まで)
時間の比 54m/分:72m/分=4:3=C:B
C−B
=@
が
7+3
=10分
に相当するから、家から学校まで72m/分の速さで歩いたときにかかる時間(B)は
10×B/@
=30分
となり、家から学校までの道のりは
72×30
=2160m
となります。