同志社中学校1998年算数第6問(解答・解説)
Aの時計は3時間で1秒進むから、6時間では1×2=2秒進みます。 ←3(時間)と2(時間)の最小公倍数で考えるという方針で解きます。
一方、Bの時計は2時間で1秒遅れるから、6時間では1×3=3秒遅れます。
結局、6時間でAの時計とBの時計の時間の差は2+3=5秒となります。
(1)
正しい時計が1月10日午前8時から1月11日の午後2時になったということは、
30時間 ←10日の残り時間(24−8=16時間)+11日の経過時間(14時間)としてもいいですし、1月11日14時−1月10日8時=1日+6時間=24時間+6時間としてもいいでしょう。
経過したということですね。
したがって、求める時間の差は
5×30/6 ←時間の差と正しい時計の経過時間は比例しますね。
=25秒
となります。
(2)
今度は、(1)と逆の問題ですね。
Aの時計とBの時計の時間の差が
2分12秒
=132秒
だから、正しい時計の経過時間は
6時間×132/5 ←時間の差と正しい時計の経過時間は比例しますね。
=792/5時間
=158・2/5時間(158と2/5(帯分数)時間ということです。)
=6日14時間24分 ←158÷24=6・・・余り14、2/5×60=24
となります。
したがって、求める日時は
1月10日午前8時+6日14時間24分
=1月16日午後10時24分
となります。