栄光学園中学校2004年算数第2問(解答・解説)
(1)
整数のほうが小数より扱いやすいので、mmの単位で考えます。
立方体の1辺の長さは、48、64、36の公倍数となり、一番小さいものは最小公倍数となります。
4)48 64 36
4)12 16 9
3) 3 4 9
1 4 3
だから、3数の最小公倍数は
4×4×3×1×4×3
=576
となり、(ア)に入る一番小さい数は57.6となります。 ←単位をcmに戻すのを忘れないように気をつけましょう。
(2)
立方体の1辺の長さは、48、64、36の公約数となり、一番大きいものは最大公約数となります。
(1)の途中経過により、3数の最大公約数は4となり、(イ)に入る一番大きい数は0.4となります。
なお、(1)も(2)も小数(分数)の最小公倍数・最大公約数を考えて解くこともできます(雙葉中学校2002年算数第2問の解答・解説を参照)。