栄光学園中学校2012年算数第4問(解答・解説)

(1)
できた食塩水のうち、15%でないほうの食塩水は、食塩の量が
  100×10/100+200×16/100+300×20/100−300×15/100
 =10+32+60−45
 =57g
で、食塩水全体の量が300gだから、濃さは
  57/300
 =19/100
 →19%
となります。
(2)
@の食塩水の食塩の量は 下限チェック!
  20×10/100+200×16/100+80×20/100
 =2+32+16
 =50g
以上で、15%の食塩水300gのときの食塩の量(45g)を超えるから、@の食塩水は15%の食塩水にできません。
(3)
(1)、(2)より、@の食塩水の濃さは19%となり、食塩の量は57gとなります。
このうち、BとCの分の食塩の量は57−20×10/100=55gとなります。
仮に、Aの分の食塩水以外がすべてCであれば、この食塩の量は280×20/100=56gとなります。
C100gをB100gに交換すると食塩の量が20−16=4g減るので、56ー55=1g減らすためには、100×1/4=25g交換することになります。
したがって、答えは25gとなります。



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