栄光学園中学校1994年算数第3問(解答・解説)
(1)
例えば、面ABCDと面EFGHを考えればわかりますが、1つの面にある頂点の番号の和2個分が、1から8までの整数の和となっています。
したがって、求める和は
(1+2+3+4+5+6+7+8)/2
=18
となります。
(2)
立方体を「真上」から見た図(少しつぶした感じの図)で考えます。
まず、面ABCDについて考えます。
B+D=18−(1+3)=14となりますが、残っている数で、2数の和が14となるのは、8と6だけで、Bの候補は8か6となります。
次に、面AEFBについて考えます。
B+E=18−(1+5)=12となりますが、残っている数で、2数の和が12となるのは、8と4だけで、Bの候補は8か4となります。
したがって、B=8となり、D=6,E=4となります。
最後に、面BFGCについて考えると、G=18−(3+5+8)=2となり、残ったHは7となり、この場合にすべての条件を満たしていることもすぐに確認できますね。